ひと昔前は下宿といえば、木造の家で畳の部屋、お風呂も銭湯というようなものでしたが、最近そういった昔ながらの下宿は、ほとんど見られなくなってきました。その代わりに「学生会館」や「学生マンション」というような現代版の下宿といえるようなものが増えてきており、学生達の人気を集めています。
「学生会館」とは、大学生、専門学校生など、学生だけが入居できる施設です。個室が基本ですが、共用スペースがあり、館長や寮長、またはスタッフが常駐しているのが特徴です。一口に学生会館といってもタイプはいろいろで、お風呂、トイレ、キッチンなどが共用のところもあれば、各個室にあるところもあり、門限などのルールも会館によってさまざまです。
学生会館は、昔ながらの下宿屋の家庭的な雰囲気を残しながらも、外観や内装はモダンできれいなところも多く、パソコンルームなど共用設備も充実しているので、快適で楽しい学生生活を送るにはぴったりの住まいといえるでしょう。
「学生マンション」は入居者を学生に限定したマンションのことです。学生会館に比べると個室で全てが完結していることが多く、キッチンやお風呂、トイレなどが各部屋に備えられているため、時間を気にすることなく、自分のペースで自由に暮らすことができます。また学生向けというだけあって普通の賃貸物件よりも、セキュリティがしっかりしているところが多く、設備の故障や鍵の紛失といったトラブルが起こったときには、24 時間いつでも管理会社が対応してくれたり、病気のときには健康・医療相談にも応じてくれたり、学生向けの心強いサポートが用意されている場合もあります。一般のアパート・マンションと違い、入居者が学生しかいないので、安心感があり、友達ができやすいというメリットもあります。